♪しょうとつ!おもいがえしのへんれいさい♪
というイベントを復刻で走ってストーリー読み終わった感想
………というよりも、あんスタをやりはじめて一年たちそうなので、なんかそのへんを振り返れたらいいなあと思います。
(画像は関係なく私のあんで団扇です)
このつなびいを見てた人はご存知かと思いますが、私は昨年の3月にあんスタをはじめた超絶ビギナーで、とりあえず復刻期間は全て、物語を回収するために1年目のイベントをリリース順に走ってきました。
っていうのも、私ははじめて解放したイベントストーリーがぽかぽかで、同時進行でメインストーリーを開けてたので、二つの物語におけるあんででや紅月のギャップにびっくりして、この空白の1年をはよ埋めなければならない…と思ってたのです。
ぽかぽかからスタートするあんでPという謎の存在もこの世にいるのですね。(色々なストーリーを読んだ今思うと謎すぎるわ…)
途中スカウト系もなんとか履修したので、とりあえず1年目のあんで系ストーリーはこれで全部回収できたかな?
私は薫くんが好きで(まあこの辺はおいおい)薫くんと転校生のことの経緯とか、あんででの未来とか、ついんくの離別か融合かとか、気になってたのは大体このあたりが中心だったので、友達によく「早く返礼祭やって砕け散ったほうが楽だよ」的なことを言われてたこともあり、返礼祭にたどり着くのが私の1つの大きな目標でした。無事辿り着けてホッとしております。
肝心の返礼祭なんですが
とりあえず、主に転校生(ここではデフォルト名のあんずと呼びます。私はあんずでプレイしてるので…)について話したいのです。
アイドルの話じゃなくてごめんなさい。
私はゲーム慣れしてないので、あんずを自分だと思い込みプレイしてようとしてたらあんずの意思かデカくて私は転校生じゃないー!!!ってびっくりした。
あんずの道行きを見守るなにかだなと思って途中からプレイしてたのですが(あとあんスタやる前に実はガルをやってたのであんずを一個体として捉えたほうがスムーズに話が入ってくると思えた)あんず!!!お前はまず自己肯定力が無さすぎる!!!!!!!
あんずがプロデューサー業にのめり込んでいるのは、勿論この一年絆を繋いできたアイドル達を愛し、応援しているからこそと思いますが、失礼かもしれないけどあんず自体がそうすることでしか自分が学院にいる存在価値を見出せられていないのでは!?
じゃなかったらあんなに無理をしてまで仕事抱え込まないと思う。あまりにも自己管理ができていないし、それって、プロとしてやってくには責任感がない。
しかもあんずはずっとこのままでいれるわけじゃない。あんずは今はたった1人のプロデューサーだけど、春がきたら新しいプロデューサー科がスタートしていくし、あんずは最高学年になるから後輩も沢山増える。あんずが自分の価値を、「素人だけど努力でカバーするたったひとりの学院のプロデューサー」にしかないと思ってるなら、すぐに本当の意味でダメになってしまう。
あんずは自分の偏った存在価値ゆえに大事な仲間たちといつも一線をひいてた。
そういうあんずの考え方に、この返礼祭で、ひなたが「それじゃだめ」って言ってくれたの、とっても大事だと思ったんだよ。
あんずが考えるきっかけになるといいなって。今は無理だろうけど、いつかこの先、あんずに自分の時間が増えた時、あるいは、自分というひとりの個体が誰かというひとりの個体と向き合うときに、あんずが本当の意味でどうなりたいのか、自分をどんな風に愛してあげられるのか。
これは小説版を読んだ印象も含まれてるので(あと私が少しガルをやってたから)個人差を感じる話だと思うんですけと、あんずは自己肯定感がすごくすごく低いけど、どこかでそういう自分を自分で許したいと願ってるように感じる。なかなか難しいけれど。DDDにおける「わたし、生まれてきてよかった。」はそんなあんずがほんの少しでも自分を許してあげられた第一歩だったと思う。
(でも本人からしてみたら、まだまだなんだけどね。それで結局誰かに認められる、仕事のできる自分にどんどん依存してくタイプなのね〜と思いました。)
とは言え、ひなたがあんずに伝えたことは、不思議なことに、以前にひなたがあんずに教えてもらったことなので、あんずが自分のことを胸張って受け入れる材料はもうとっくに揃ってるんですよね。巡り巡ってあんずがそこに気づく日がいつか来るのでしょう。
そんな日がいつか訪れて、あんずがひとりの女の子であり、人間として、自分を素直に受け入れるとき。
もしも薫くんと再会することがあるのなら、薫くんとあんずの話はやっとそこでスタートするのかな………
でもね〜あんずは卒業後、プロデューサーにならないかもしれない。(私、これ結構ありえると思うんだけど…)(服飾系とか行きそう)
どのみち、薫くんともう会うこともないかもしれない。なので、ある意味これが一番、本当にもしもの話なんだけど。
更にあんずに関しては、あんずをただの女の子にする、三毛縞ママという最強の切り札が用意されているので。
とにもかくにも、返礼祭というひとつの区切りを目にして、誰しも夢の先を信じずにはいられない。
アイドルを近くで見つめて応援してきたあんずにも、自分の夢を見つけて欲しいなあと薫くんとの会話を読んで思いました。
流れ的に触れられたので、薫くんの話をします!!
ぽかぽかであんずに対して「フラれた」なんて言うもんだから、どんな展開が待ってるのかと蓋を開けてびっくり。
明らかに薫くんの方がフっていた!!!
途中からそんな気はしていた!!!!笑
私が薫くんに惹かれたはじめの一歩は、生徒会の配下にある、学院という箱庭でみんなが雁字搦めになってるなか、「自分の人生なんだよ、そーゆーもんじゃないでしょ」って一歩引いてるとこだったんですけど。
そして良い意味で、薫くんのそういうところは物語とおして、変わらない部分だったかな…
もちろん、薫くん自身はとてもゆるやかに、けれど大きく変わってます。薫くんが後輩や友達を大事に思えるようになって、ユニットという場所を大切に感じていったその過程も知っているので、アイドルを続けて行く意思があることを知って素直に感動したしホッとした…
いつでも、学院だけじゃなくてその先に広い世界があることを知ってた薫くんが、その場所に大事なユニットを繋げたいと感じていることも、そこで自分が夢を見たいと思ってることも、全部全部よかった。
そういう薫くんの考え方が好きです。薫くんの執着自体が、学院とあまり関係ないところにあることも大きな理由の1つだけど。
目の前のことをとにかく全部拾おうとするあんずや、愛する学院に残してきた過去の傷を、棺桶に抱えていきがちな零さんとは対照的だったように思えます。(零さんはそういうところが良いところでもあるけど。これまでのことを思うとそうせずにいられないだろうし)
まあそんな薫くんだからこそ卒業をひとつの区切りとして、自分の想いに決着を(だいぶ一方的に)つけてバイバイになったわけなんですが。
薫とあんずはガンマンがとてつもなくツボだったところから私は始まってるので(リリース的には順番が逆ですが)、「お母さんになってほしかった」くだりで、「君なら教えてくれる気がする。」を思い出して涙〜!!!
薫くんのあんずへの気持ちって恋愛とは厳密に違ったかもしれませんが(私はこの世における恋愛感情を結構広い意味で捉えちゃうタイプなので自信がない)、言葉の通り「結構本気で大好きだったよ」に嘘はなかったと思うんだよね。言葉のまま受け取りたいなあ。どんな形であれ、どんな方向であれ、本気で大好きだったんだね。
この先薫くんがアイドルを続けていって、また本気で大好きだと思える人に出会った時、とびきりの関係になれるといいな〜!!!と願ってやみません。なれるだろ。なれ!!
薫くんがそんな自分の夢を咲かせる場所を、零さんの隣に選んだ理由は、今回しっかり語られたわけではないのですが、バトンタッチでは語られてるのかな…?
薫くん自身、人間1人じゃ生きていけないよ。ってタイプなので、ユニット制度が出来たところで薫くんを自分の懐に招いた零さんは鋭いというか、すごい包容力だなと思うし、そう思うと零さんにとってずっと昔から薫くんも愛し子だったのかな…?薫くん本人めちゃくちゃ不本意そうだけど。笑 うーんわからん!
そう思うと二枚看板こそ、卒業を機に2人でスタートラインにたったのですね。良い意味で遠慮のない2人になってくのだな〜と会話を読んで思いました。
零さんはとにかく愛情深いひとで、そして誰かの愛情を意識して大事にしたいって思ってる薫くんなので、とても良い組み合わせだね。
…と改めてビジネスじゃない二枚看板の素顔を考え直したところでなんだーこの文字数は。
おそらくこの辺の話って難しすぎて、自分では同人誌とか漫画とかしないだろうなあと思ってて(二次創作物のあんずの扱いがよくわかってない)、なので、感想文としてまとめることが、今の私にできることだと思って書きました。
あと丸一年ぶん回収してないお話が残っているので、後から見たら何言ってんだって思っちゃうかもしれないけど。それがソシャゲの味だね。(と思うことにしよう)
ついんくとか晃零とか諸々は別の媒体で消化したいなあ〜(言うだけタダ!)
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